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劇場公開作品 サスペンス

エレクトロフィリア -変異-

エレクトロフィリア -変異-

劇場公開日:2024年7月12日

感電性愛(エレクトロフィリア)—それは、前代未聞の性の衝動
雷の直撃を受けた女性に起きる“突然変異”—目覚めた欲望が暴走する衝撃スリラー

電流に、欲情する―

【INTRODUCTION】
数十年にわたって評価された26カ国の医学報告によれば、落雷によって毎年4000人以上が亡くなっている。雷に打たれた10人のうち、9人は助かる。しかし、そのほとんどが不可逆的な障害を負っている。
監督ルシア・プエンソは「XXY~性の意思~」(2007)でカンヌ国際映画祭批評家週間グランプリ受賞という鮮烈なデビュー以来、常に注目を集めてきた。本作は雷に打たれた女性が、電流に欲情するようになり、その欲望に向き合う姿を描く意欲作。「核爆発のような衝撃を受けた身体に、電気回路のような傷が刻まれる・・・このアイディアは私にとって不穏で詩的なものだった」という監督の、独特な物語世界を堪能したい。監督はアルゼンチンの巨匠ルイス・プエンソ(「オフィシャル・ストーリー」(1985)アカデミー賞を受賞)の娘でもある。主演はガエル・ガルシア・ベルナルと共演した「エマ、愛の罠」(2019)のマリアナ・ディ・ヒローラモ。

 

【STORY】
雷の直撃を受けたアダ。一命をとりとめたものの、後遺症のようなものが現れはじめる。身体を落雷が通り抜けた跡に血管が浮かび上がり、電流に性的興奮を覚え、セックスでオーガズムに達すると放電のような現象も起きるように。
アダは自分に起きた変化と欲望を共有できる同じ落雷経験者のグループに参加し、そこでリーダーの男フアンと出会い惹かれていく・・・

監督:ルシア・プエンソ/脚本:ルシア・プエンソ、ロレーナ・ヴェンティミリア/撮影: ニコラス・プエンソ/編集: ミサエル・ブストス


マリアナ・ディ・ヒローラモ「エマ、愛の罠」、ヘルマン・パラシオス、ギレルモ・フェニン、オスマル・ヌニェス、マリアナ・アンギレリ

アルゼンチン/2023/91分/ビスタサイズ/ドルビーSRD/カラー/スペイン語/
映倫区分R-15+/原題:Los impactados 英題:Electrophilia
配給:アット エンタテインメント
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