
アクシャイ・クマール
(ラケーシュ・ダワン/プロジェクト責任者)
1967年9月9日、印・アムリトサル生まれ。幼少期から武道、スポーツをたしなみ、タイで5年間ボクシングに励む。インドに戻り武道を教えていたが、モデルや映画のバックダンサーなどを経て、「Saugandh」(91)で映画デビュー。92年から続く「Khiladi」シリーズで演じたラージ・マルホートラは当たり役となり、ボリウッドスターの仲間入りを果たす。その後、多くの作品に出演するが、「Khiladi」シリーズでの撮影中で負傷、出演作がヒットにも恵まれず、90年代に低迷期を迎える。しかし、00年の「Hera Pheri」がヒットしたことで再び注目を集め、「Khiladi」シリーズの『Khiladi420』(00)では、スタントなしのアクションを演じ、「インドのトム・クルーズ、ジャッキー・チェン」とも呼ばれている。これまでに100本を超える作品に出演。近年、『パッドマン 5億人の女性を救った男』(18)で見せた演技が感動を呼び、日本でも大ヒットした。また、フォーブス誌が選ぶ「世界で最も稼いだ俳優ランキング2020」で、ボリウッド俳優で唯一ノミネートし、ハリウッド俳優たちに次ぎ6位にランクイン。プロデューサーとしても活躍しており、主演を務めた『KESARI/ケサリ 21人の勇者たち』(19)でも兼任した。プライベートでは、01年に、元女優でインテリア・デザイナーのトゥインクル・カンナーと結婚。
ヴィディヤ・バラン
(タラ/プロジェクト・リーダー)
1979年1月1日、印・ボンベイ生まれ。16歳 でTVド ラ マ「Hum Paanch」(95)で女優デビュー。ムンバイ大学で修士号を取得した後、映画へのキャリアをスタートするも、決まっていた主演が別の女優に切り替えられたり、映画が公開されなかったりなどトラブルに見舞われる。03年の『Bhalo Theko』で映画デビュー。アクシャイ・クマールと共演した『Bhool Bhulaiyaa』(07)、難病の子をもつ母を演じた『Paa』(09)は、いずれも興行的な成功を収め、後者は多くの映画賞を受賞。その後も多くの作品で映画賞を受賞し、13年にはカンヌ国際映画祭で審査員を務めた。その他の作品に、『女神は二度微笑む』(12)、『フェラーリの運ぶ夢』(12)、『ドゥルガー 女神の闘い』(16)がある。
タープスィー・パンヌー
(クリティカ/航行・通信 担当)
1987年8月1日、印・ニューデリー生まれ。エンジニアやモデルなどを経て、『Jhummandi Naadam』(10)で 映 画デビュー。翌11年の『Aadukalam』『Vastadu Naa Raju』『Mr Perfect』で立て続けに主演を務める。アクシャイ・クマールと共演した『Naam Shabana』(17)は、興行的に成功を収めた。法廷TVドラマにの「Pink」(16)は各国で放送され高い評価を得た。
ソーナークシー・シンハー
(エカ/ジェット推進 担当)
1987年6月2日、印・ビハール生まれ。衣装デザインでキャリアをスタートし、映画『Mera Dil Leke Dekho』(05)の衣装を担当。10年の『ダバング 大胆不敵』で、女優デビューし、興行成績1位を記録し大ヒット。『Prabhu Deva's Rowdy Rathore』(12)、『Once Upon ay Time in Mumbai Dobaara!』(13)、『Holiday:A Soldier is Never Off Duty』(14)では、アクシャイ・クマールと共演。16年の「Aaj Mood Ishqholic Hai」では歌手デビューも果たす。同年の『アキラ』では、壮絶なアクションシーンを披露。新作に、「ダバング」シリーズの続編『Dabangg 3』(19)や『Bhuj: The Pride of India』(20)がある。
シャルマン・ジョシ
(パルメーシュワル/ペイロード(積載) 担当)
1979年4月28日、印・ナーグプル生まれ。多くの映画賞を受賞した『Godmother』(99)で映画デビュー。舞台、映画を中心に活躍。代表作に、当時のインド歴代興行収入1位を記録し、日本でも大ヒットした『きっと、うまくいく』(09)がある。最新作は、『フォレスト・ガンプ』のリメイク『Laal Singh Chaddha』(20)。
ニティヤー・メネン
(ヴァルシャー/船体設計 担当)
1988年4月8日、印・バンガロール生まれ。英語の『The Monkey Who Knew Too Much』(00)で子役としてデビュー。カンナダ語、テルグ語などインディーズ映画を中心に活躍し、高い演技力が評価され、これまでに多くの映画賞を受賞した。ヒンディー語の作品は本作が初めてとなり、『ミッション・マンガル』でボリウッドデビューを果たす。
キールティ・クルハーリー
(ネハ/自律システム 担当)
1985年5月30日、印・ムンバイ生まれ。舞台俳優としてキャリアをスタートし、『Khichdi:The Movie』(10)で映画デビュー。その後、『ピンク』(16/Netflix)や『URI/サージカル・ストライク』 (19/未)に出演。新作に、『血塗られし復讐の詩』(19/Netflix)がある。